火葬前に出来ること
ありがとうを込めて──
大切なペットへの最期のお世話

ペットのエンゼルケアとは

ペットが亡くなった後、死後の処置や体をきれいに整えてあげるなどのお手入れをエンゼルケアと呼びます。ペットに限らず、生き物が亡くなると死後硬直が始まり、腐敗も進みます。ペットと穏やかなお別れをするためにも、生前のような姿に整えるエンゼルケアを行う必要があります。また、ペットにエンゼルケアをすることで、飼い主の心も落ち着かせることができるのです。
なぜペットのエンゼルケアが大切なの?
① 愛する家族への最期のお世話
今までたくさんの癒しや笑顔をくれたペットに、「ありがとう」「お疲れさま」の気持ちを込めてお手入れをすることは、飼い主にとっても心の整理につながります。
② 安らかなお別れの準備
旅立ったあとは時間とともに体が変化していくため、清潔に整えることで、きれいな姿で見送ることができます。
ペットのエンゼルケアの内容
ペットのエンゼルケアのやり方の一例です。ご自宅でできる範囲のケアでも十分です。
下記のような流れで行われます。
- 体全体を清拭(濡らしたタオルやペット用シートで体をやさしく拭きます)
- 目や口元を整える(まぶたを閉じる、舌を戻すなど)
- 毛並みを整える(ブラッシング・カットなど)
「お別れ」ではなく「感謝の時間」
ペットのエンゼルケアは、ただ体をきれいにするだけではありません。
“ありがとう” “またね”という想いを伝える大切な儀式です。
見送ることも
「愛」のひとつのかたち
ペットとのお別れは、とてもつらいもの。
でも、最後までやさしく手をかけて見送ってあげることで、「その子らしい姿で最期をきちんと見届けられた」という気持ちは、飼い主自身の心を支える大きな力になります。
あなたの心をやさしく守るために
後悔は誰の心にも生まれます。
でも、それを責めたり押し込めたりせず、「ありがとう」という言葉と一緒にそっと手放していくことが、あなた自身の癒し=グリーフケアにもつながっていきます。
ペットロスの悲しみは深いものですが、最後にできることをしてあげたという実感が、あなたの心の支えとなり、これからの一歩を優しく後押ししてくれるはずです。
大切なペットとの別れに寄り添う「エンジェルトリミング®sora」
エンジェルトリミング®soraでは「ペットの火葬前のトリミング」をおこなっています。
エンジェルトリミング®とはペットのエンゼルケアのことであり⦅トリミング ⦆と⦅ お身体の衛生管理処置 ⦆を行うことで、火葬まで3日間ほど状態を保ち優しい香りに包まれます。
元気だった頃を思い出しながら最愛のペットと住み慣れたお家でゆっくりとお過ごしいただき心の整理をしていただくことができます。
- 専門のトリマーがペットの毛並みや爪などを丁寧に整え
- 衛生管理処置(防腐ケア)を実施
- ご自宅等で約3日間、清潔でその子らしいお姿で一緒に過ごしていただくことが可能です。
エンジェルトリミング®ではご希望に応じて、出来るだけ生前に近いトリミングを専門のトリマーがお手当します。
こんな想いの飼い主さんの気持ちに寄り添います
- 「もっときれいな姿で見送りたい」
- 「子どもと一緒にきちんとお別れしたい」
- 「亡くなった愛犬・愛猫に感謝のケアをしてあげたい」
- 「急がずゆっくり火葬の準備をしたい」
大切な家族との最期の時間を、心穏やかに過ごせるように
私たちエンジェルトリミング®soraは、大切なペットとのお別れが、ただ悲しいだけの時間ではなく、“ありがとう”をしっかりと伝えられる、温かなお別れのひとときになるよう心を込めてお手伝いしています。
長年寄り添ってくれた大切な存在だからこそ、その最期も、できる限り美しく、やさしい姿で見送りたい。
そんな飼い主様の想いに、私たちは丁寧に、真摯に寄り添います。

ペットを安置する流れ

タオルをご用意ください
ペットが安らかに眠れるよう、普段お使いだったタオルや、お気に入りの寝床の上に休ませてあげてください。


体勢を整える
人間と同じように、動物も死後2~3時間程度で死後硬直が始まります。その前に手足を内側に折りたたむようにし、開いたままの目を閉じてあげるなど、ペットが楽な姿勢で眠れるように体勢を整えてあげましょう。


体を冷やす
遺体が腐敗しないように、保冷剤などを腹部に当てて冷やしておきます。何も処置をせずに遺体を安置できる日数は1日程度となります。



