人気犬種・プードル

2023年犬種別登録頭数第1位は、プードル(トイ77908頭・ミニチュア233頭・ミディアム308頭・スタンダード2182頭)なんですって!

お散歩でも頻繫に見かけますよね。ちなみに、2008年からず~~~~~~っと第1位なんですって!!(ジャパンケネルクラブ調べ)

今回は大人気犬種・プードルについてお話ししますね。

実はプードルの歴史は非常に古くて、原産はフランスだとも、ドイツだともいわれていますが、明確なことはわかっていません。

元々は、スタンダード・プードル(体高45~60㎝・体重15~19㎏)がオリジナルのサイズ。主人が撃ち落とした鳥を回収する狩猟犬として使われていました。

その後、おフランスの上流階級のご婦人方の間で人気が高まりミニチュア・プードル(体高28~45㎝・体重5~15kg)が作出されました。

そして、マリーアントワネットの時代に、純粋に愛玩犬として飼育するためにさらに小型化したのが、トイ・プードル(体高26~28㎝・体重3kg前後)なんです。

現代では更に小型化が進み、ティーカップ・プードル(体高23cm以下・体重2.7kg以下)やタイニー・プードル(体高25cm以下・体重2~3kg)といった仲間も大変人気となっています。(サイズは世界公認されていません)

ジャパンケネルクラブでは、ミニチュア・プードルサイズを2分割して、ミディアム・プードル(体高35~45cm)・ミニチュア・プードル(体高28~35㎝)とサイズ分けしています。

愛くるしいルックスに、様々なカットスタイル、頭も良く忠実でしつけしやすく、抜け毛や体臭も少ないためお部屋が汚れにくく、室内犬として飼いやすいというのが大人気の理由なのかもしれませんね。

次回は『折れ耳ネコちゃん・スコティッシュフォールド』について、お話ししますね。